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1曲ずつ切り分けてMP3にする。

Sound it!の機能に「マーカー位置で分割保存」というのがあって、これでずいぶん楽をさせてもらった。カセット1本単位でまとめて分割保存ができるのは素晴らしい。

まず、上部のディスプレイウィンドウで各曲の頭の部分を範囲選択する。すると中央のエディットウィンドウにその部分が拡大表示されるので、曲のド頭の部分にそれぞれマーカーを打っていく。曲によってはフェードインの曲もあるし、あまりギリギリだと頭が欠けてしまうので、適当なマージンを取る必要がある。スペースキーを押すと音が確認できるので、何度か試聴しながらマーカーポイントを決定した。


最初は何度も何度もやり直していたのだが、慣れてくると波形を見るだけでマーカーポイントが決まるようになった。もうピッ・ピッ・ピタっという感じで、スペースキーを押して絶妙なタイミングで音が出たときのカイカンたるや。もしかしたらこれで一生食っていけるんじゃないか、とおバカな勘違いしちゃう至福の瞬間だった。


1本分(ここでは16曲とする)すべてにマーカーを打ったら、AB面の境目とB面のお尻部分の余計な無音部分をカットして、分割作業の開始となる。「ファイル」から「マーカー位置で分割保存」を選択、すると「このオーディオファイルを17分割して保存します」というダイアログが出る。なぜ16曲なのに17分割になるかというと、1曲目の前にブランクの1分割ができてしまうから。これは書き出した後に削除する。


ダイアログに「OK」を押すと、「名前を付けて保存」の画面になる。どうせすぐに書き換えるので名前は「名称未設定」のままで、フォーマットに「MP3(iTunes’MPG3′)」を選ぶ。更にビットレート設定を押して、160kbpsを選択する。非圧縮のオリジナルは取っておくし、元がカセットテープなので128 kbpsでも十分だが、ちょっと欲を出して160kbpsで保存することにした。音がいいのに越したことはないが、あまり大きいとあとでクラウドにあげて聴くときに重くなる。


ここで「保存」を押すと「分割保存中です…」の画面になり、60分テープ1本分の分割保存が始まる。けっこう時間がかかるので、この間にトイレに行ったりコーヒーを煎れたりしてひと休み。隣ではMacBook Airが黙々と録音を続けていて申し訳ない気持ちになる。カセットデッキもそうだが、文句ひとつ言わずに機械はなんて働き者なんだろう。


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